執行部会/理事会

メールマガジン150号の節目に

今年年頭のご挨拶で2026年もアメリカ大統領の意向に翻弄されるであろうと述べましたが、今まさに世界はその通りの状況でいろいろな面で社会生活に支障を来しております。振り返れば平成(1989~2019)はダイヤル式電話がプッシュ式になり外出時にはポケットベルを持ちさらに携帯電話が登場しました。テレビ宣伝では24時間働けることを美徳としていた時代です。私個人としてはバカみたいに忙しかったけれどバカみたいに楽しかった時代でした。平成の途中(2007)にスマートフォンが出現し令和(2019.5~)の今ではそのスマートフォンで写真を撮り、言葉を添え、瞬時に見知らぬ人と共有するという事が日常となりました。国を挙げて働き方改革といってあまり働かなくてもよろしいという方針が出され、少子化と私立高校の授業料実質無償化のために今春の全国公立高校平均競争倍率が1.0に満たなかったのは33道府県にのぼりました(栃木県1.05)。我々にはこれまでと異なる社会での生活を送るために体の柔軟性・頭の柔軟性・組織の柔軟性が必要とされています。

-体の柔軟性-
ヒトの背骨は首から腰まで24個の骨で構成されています。それら一つずつが上下で1~2°捻じれることができます。そこに体の下から順に足首・膝・股関節・骨盤と数度ずつ捻じれるので新鮮解剖死体的には約120°体を捻じることができます。その“捻じれ”ために骨同士が靱帯(じんたい)というもので繋がれている必要があります。“靱”はしなやかさを表しており、政治・経済の不確実性が絡み合う時代に引っ張られすぎたり押しつぶされたりした後の適応力や回復力に通じる字です。

-頭の柔軟性―
前例にとらわれない、世間の当り前がいつまでも続くはずはない、今やっていることは実は通用しないのではないか、近視眼的になっていないか、と常に自問自答し冷静に自分を見つめることを忘れてはいけないと肝に銘じなければなりません。

-組織の柔軟性-
異なる世代の方々・異なる業種の方々・異なる立場の方々に意見を募り、時間をかけることなく意見を反映させ、意見を募るだけではなくアクティブメンバーの一人として組織への参入をお願いして新しい風を通し新しい水を流し続ける必要があります。
どちらかというと日本は引き受けて考える社会ではなく人に任せて文句を言う傾向のある社会ですが、我々宇高同窓会東京支部にはこれは当たっておりません。東京支部は多くの皆様のご意見・お考えをもとに運営してまいりましたが、さらに皆様のご意見ご意向をたまわりたいと存じます。これまで良くなかったこと・うまくいかなかったことはもう変えることができない過去のものです。これからどうにでもなる・どうにでもできる未来に向き合うために(直近では本年11月の総会・懇親会)どうぞ皆さまよろしくお願いいたします。

宇都宮高校同窓会東京支部 菅原 忍