
われら『唱魂』(合唱団『唱魂』のご紹介)
タイトルの『唱魂』という言葉を見て、ピンとくる方は間違いなく宇高合唱団に触れた事がある方だと思います。実に不思議な言葉。古臭い言葉でもなく、かといって新しすぎる言葉でもない。実に良い響きのする言葉だと思います。
調べたところ、昭和61年に生まれた言葉とのことで、令和に入っても『唱魂Tシャツ』などを作って文化祭では着て歌っており、宇高合唱団を象徴する言葉として、今なお現役で使われている言葉です。
〇合唱団『唱魂』のこれまで
平成22年5月1日に宇高音楽教諭藍原寛治先生(昭和43年卒)の宇高在職16年及び御退職を記念して、音楽部管弦楽団及び合唱団で藍原先生に指導を受けた世代を中心に藍原先生を囲む会(藍原先生御退職記念演奏会)を開催しました。この時に平成七年卒から平成21年卒の音楽部合唱団OB及び現役の音楽部合唱団の二年生、三年生と共に藍原先生の指揮の下、日常の練習をしていた懐かしい宇高講堂で男声合唱を歌いました。
この演奏会を機に、宇高合唱団OBで定期的に歌いたいという機運が盛り上がりました。そして、この演奏会で歌ったメンバーを中心に「宇都宮高校OB合唱団」を結成し、藍原先生の指揮でこの年第一回であった宇都宮市民合唱協会主催の「男声合唱フェスティバルin宇都宮」に参加しました。
この年から「男声合唱フェスティバルin宇都宮」に毎年定期的に参加するようになり、参加するメンバーも藍原先生に指導を受けた代だけでなく、様々な世代の宇高OBの方も加わりました。平成26年開催の「第五回男声合唱フェスティバルin宇都宮」から団体名に宇高合唱団の象徴である言葉『唱魂』の名を加えて、宇都宮高校OB合唱団『唱魂』と団体名を変更しました。
そんな活動も実り、平成三十年十一月二十三日に行われた宇高音楽部OB会主催の「宇都宮高校創立百四十周年記念演奏会」では、これまで創立記念演奏会は管弦楽団OBだけでの演奏会でしたが、合唱団OBとして初めて出演を果たし、藍原先生指揮の下で男声合唱組曲『月光とピエロ』を組曲で演奏するという挑戦も行いました。令和五年からは、宇都宮高校OB合唱団『唱魂』では名前が長いため(笑)、通称を合唱団『唱魂』としました。今年で創団十四年目ということになります。

現在では音楽部合唱団OBだけでなく、音楽部管弦楽団OBや音楽部でもなかった宇高OBもメンバーに加わり、二十代から八十代まで広い年代で定期的に合唱を楽しんでいます。


ここ数年は毎年九月に宇都宮市で行われる「男声合唱フェスティバルin宇都宮」等の参加と毎年十二月に開催される宇高・宇女高合同「第九」演奏会のOBステージの賛助出演が主な活動です。練習場所は主に宇都宮市内の生涯学習センターで行っています。

〇合唱団『唱魂』の参加について
『唱魂』に参加したい方は平成11年卒星まで連絡をするか、フェイスブックグループにコンタクトしていただければと思います。(合唱団『唱魂』グループ: https://www.facebook.com/groups/392216030883535/)
男声合唱の機会は、宇高を出るとめったにありません。男声合唱をしたくなった宇高OBのあなた、是非合唱団『唱魂』へ!
星 佳宏(平成11年卒)


