宇高OB探訪記~「一歩踏み出した先にあるもの」~
『おニャン子クラブ世代でして、どうしても秋元康さんのもとでコンテンツの仕事がしたかったんです。それで27歳の時に秋元さんの「さらば、メルセデス」というエッセイの巻末にあった連絡先に手紙を書いて。そしたら秘書から連絡が来て秋元さんといきなり面接。僕は秋元さんのもとで色んなコンテンツを総合的にプロデュースできる人になりたいって直談判したんです。それで翌月から秋元さんのカバン持ちを2年間やりました。とにかく仕事が面白かった。映画、テレビ番組、アイドルなどをどんどんプロデュース出来て楽しかった。その経験を得て、その後に博報堂に入りました。TGC(東京ガールズコレクション)の立ち上げとともに社内起業して3年間社長もやりました。
これがはじめての経営で、以降はずっと「経営」が僕のテーマです。ステージでモデルが着ている服が携帯で買えるなど、新しい取り組みが世の中の話題にもなり、修羅場も多かったけどそれ以上に楽しかった。博報堂に帰任後は部長になって。これまでのプロデュース業と管理職はまた違ったもので、「経営」というテーマももっと深堀したく、社費留学でMBAに行きました。そこで出会った授業にドリームインキュベータ(DI)が主宰する「ビジネスプロデュース論」というのがあって、これに感銘を受けて、戦略コンサルティングと投資事業を行うDIに転職しました。主に投資部門を中心に7年間在籍。今は起業して3期目です。個人では大学院大学・至善館(MBA)の特任准教授として「マーケティングと事業構想」をテーマに半田ゼミを運営しています。』
平成3年卒『株式会社知開』 代表取締役社長の半田勝彦先輩。
そしてもうひとかた。
『電通には15年いて、14年間はメディア担当やってました。メディア担当っていうのは、テレビやラジオに必ずCMが流れますし、ユーチューブやインスタグラムを開けば広告が出てきますけど、その広告枠を買い付ける仕事です。
当たり前ですけど視聴率が高い番組のCM枠は人気なので、売り主のラジオ局・テレビ局にとってもCM枠を電通に売ることで、どんなメリットが得られるのか?付加価値を乗せた提案をしないと買えないですし、広告を買いたい広告主からしても、競合他社ではなく電通に依頼する理由がないですからね。どう付加価値を乗せるのか。その仕事の延長線上に新規事業開発とか、マーケティングとかアライアンス(提携)とかが付いてきて。起業した会社(Das Tre Bonheur合同会社)の事業のベースになってますね。』
平成16年卒『Das Tre Bonheur合同会社 (ダス・トレ・ボヌール) 』CEO小堀進也さん。昨年からは2年生の首都圏研修も担当されています。
日本を代表する超大手広告代理店でのキャリアを活かし起業され、大活躍されている半田先輩と小堀さん。素晴らしいキャリアを重ねたお二人を囲んで、今回は中川雄一朗さん(平成16年卒 株式会社アニポスCTO)、堀口圭さん(平成24年卒 KH株式会社代表取締役)、保知一也さん(平成27年卒 Acrosstudio株式会社代表取締役社長)、堀越健太さん(令和4年卒 psytech.life株式会社CEO)、関口義雄の7人で集まりました。

お二人のお話は本当に刺激的で面白くて。お聞きしているこちらの胃が痛くなるような厳しいご経験も、半田先輩は『まあそういう事も有ったけどね~、今となっては良い思い出だよ。』
小堀さんは『恨みとか無いですよ。恩も有りますし。』と底抜けに前向きなお二人。お二人とも起業されて現在3期目とのこと。お二人から感じるオーラに『一歩踏み出した先にあるもの』が気持ち良く伝わってきました。
『知開(CHIKAI)という社名、知を開くって言葉は坂本龍馬の言葉で、狭い組織に閉じずに自分の知識や視野を広げて世界を見て、自分の才能を磨いて新しい時代に立ち向かえっていう意味なんです。そんな想いを込めて作った会社。』半田先輩から社名の由来をお聞きした時、半田先輩の熱い想いを感じると共に、自分自身の身が引き締まる思いでした。
~和敬信愛・質実剛健・自律自治・進取究明~
宇高の校訓を胸に刻みつつ、新しい時代に立ち向かいます。
半田先輩、小堀さん、本当に素晴らしい時間を有難うございます。
P.S.
7/18(土)は平山大雅さん東アジアハーフマラソン金メダル祝賀会・第5回 故郷の酒を飲もう会との併催にて、半田勝彦先輩の講演会を小堀さん座長にて開催します。大学生、若手社会人の皆様、半田先輩からめちゃくちゃ面白い講演が聞けると思いますので、どうぞ奮ってご参加ください!!
H10卒 関口義雄(UBS銀行東京支店 米国公認会計士 ワシントン州)