会員投稿

会員投稿⑤ 首都圏研修を経験して

2019年の首都圏研修では、日本製鉄株式会社の君津製鉄所を初めて宇高生に訪問して見ていただきました。ありがとうございました。ポイントを以下に記載します。

製鉄所のシンボル、溶鉱炉 (日鉄テックスエンジ㈱HPより)

日時 2019年12月3日

日程

   ● 10時~10時30分 会社・製鉄所概要説明

   ● 10時30分~12時 工場見学(君津製鉄所内をバスで見学、溶鉱炉ほか)

   ● 12時~13時    昼食・休憩

   ● 13時~13時30分 質疑応答

   ● 13時30分~15時 宇都宮高校OBとの意見交換、アンケート等

訪問者

 首都圏研修担当 福田先生  宇都宮高校学生10名

対応者

  日本製鉄 総務部広報室 上席主幹ほか

       技術開発本部 主幹(宇都宮高校OB)  

日本有数の大規模製鉄所である君津を訪問していただき、また宇都宮高校OBとの意見交換もでき、総じて良い経験になったものと思われます。

君津製鉄所(現在は日本製鉄 東日本製鉄所君津地区となっています)は、1968年操業開始、年間粗鋼生産1000万トン規模の大規模製鉄所であり、自動車用、機械構造用、建設用、各種鋼管、線材など鉄のデパートと言われる多種多様な鋼材を生産し、社会に貢献しております。

広い製鉄所敷地内に、溶鉱炉、製鋼工場、圧延工場、メッキ工場、荷揚げバース、発電所などが点在し、まさに別世界です。これら工場のなかでは長年培われた特殊技術、ノウハウが伝承され日本のものつくりの基礎を支えています。

研修終了後宇都宮高校 福田先生より以下のメールをいただきました。

御社の君津製鉄所は、鉄道が走り、発電所があり、一つの町のようでした。あれだけの規模感に触れられる研修先はなかなかないと思います。日本製鉄から同席の皆様には生徒の質問に一つ一つ丁寧にお答えいただきました。生徒共々、非常に充実した研修となりました。誠にありがとうございました。来年度の首都圏研修については未定ですが、私個人としては是非来年度もお願いできればと考えております。

熊倉政宣 (昭和54年卒) 

  日本製鉄㈱勤務を経て
現・日鉄テックスエンジ㈱勤務