滝の原教養講座「医療系キャリアの多様化とインタープレナーシップによる未来共創」
平成11年卒業の竹田陽介と申します。私は独協医科大学医学部を卒業後、循環器内科医としての道に進みました。その後、医師としての診療に加えて、病院や学会を対象としたブランディング、マーケティングの監修、コンサルティングに携わるようになり、現在は病院マーケティングサミットJAPAN代表理事を務めております。
私の仕事の中心は、医療におけるインタープレナー(地域、分野、世代を越えた共創プロジェクトの仕掛け人)であり、病院・学会・企業・自治体が連携する様々なプロジェクトで監修やスーパーバイザーを行なっております。医師としては週2回、外来診療を行なっております。
今回、東京支部会を通じて進路指導主任の森田先生と、VUCA時代における高校教育の在り方(探究学習など)や現代社会におけるキャリアの多様化について議論する機会がありました。私が「医師だけではなく、多様な社会プロジェクトに関わり仕事をしている」ことに、森田先生がご興味を持っていただき、2023年1月20日の滝の原教養講座にて、2年生300人に「医療系キャリアの多様化とインタープレナーシップによる未来共創」と題した講演をさせていただきました。
森田先生から「宇高生を(良い意味で)もっとバカにさせてくれ」と、ありがたい指示をいただいたので、「これからは楽しいを仕事にできる時代」というメッセージを込めて、多様な働き方やインタープレナー活動、高校在学中からの社会参画(ワカモノ未来共創部)をお話させてもらいました。
講演終了時には宇高生に割れんばかりのすごく大きな拍手してくれて感動しました。また卒業生として大変光栄な機会をいただき、校長の菅谷先生、森田先生をはじめとした宇高の先生方には深く感謝申し上げます。
今後も、病院マーケティングサミットJAPANの活動を通じて、高校生の探究学習や社会参画支援(ワカモノ未来共創部スタディツアーやwebメンタリング)など、在校生達のお役に立てるよう力を尽くして参ります。
宇都宮高校卒業生の諸先輩方、教職員の先生方、今後もご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。