会員投稿

箱根駅伝を目指す過程で ~クラウドファンディングのお願い~

令和2年卒の平山大雅と申します。現在、筑波大学体育専門学群4年で駅伝主将を務めております。今回、東京支部様のほうから「箱根駅伝」に対する思いを是非ということで、拙文となりますが書かせていただきます。
私は若松原中学校入学後から本格的に陸上競技の長距離走をはじめ、宇高時代では3000m障害という種目でのインターハイ出場、駅伝において関東大会出場を目標に取り組んでいました。熱意のある同期や後輩に恵まれ、また皆様からの多大なるご支援・ご声援を賜りまして、上記の2つの目標を達成できました。また皆さんも経験したかと思いますが、17kmマラソンでは3連覇を成し遂げることができました。恥ずかしながら勉強のほうは全くでしたので「ここだけは!」という気持ちで臨んでいました。

宇高3年時 関東高校駅伝にて

その後筑波大学に進学し、陸上競技部長距離ブロック(箱根駅伝を目指しているチームではありますが、駅伝部ではありません)に入部しました。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが筑波大学は、東京高等師範学校として箱根駅伝第1回大会の優勝校であり、最近は(私が入学する前年の)第96回大会に26年ぶりに本戦出場しております。現在はオリンピック3回出場された鈴木/弘山晴美さんのコーチでもあった弘山勉監督の元、日々練習に励んでいる最中です。
私の入学後から筑波大学は予選会を突破することができておらず、第97回11位、第98回13位、第99回15位と年々順位を落としているのが現状です(10位までが本戦出場権獲得)。近年の箱根駅伝はモンスターコンテンツ化がすさまじく、予選会突破を目指す大学のほとんどが外国人留学生の誘致、学費免除等の待遇を得て競技をしています。しかし、筑波大学は国立大がゆえにそうしたことは出来ず、資金面、選手の獲得という面でも非常に苦しい状況であります。非常に歯がゆい思いでありますが、こうした状況でも屈せずに試行錯誤しながら競技に打ち込むのが筑波大学の戦い方であると考えております。私たちのような力のないチームが(他大の才能ある選手が多数のチームと比べると)箱根駅伝出場を成し遂げるためには相当なハードな練習が必要不可欠です。そのため、常に故障、怪我と隣り合わせの状況なため、チームの足並みがそろわないこともまた事実です。主将としてそうしたメンバーのマネジメントをしながら、今年は予選会を7位で通過し、箱根路に桐の葉を咲かせられるように精進していきたいと思っております。


もしも宇高の先輩で、支援していただける方がいらっしゃれば

に支援していただければ幸甚です。
最後となりますが、この5月末から6月にかけて教育実習生として、再度宇高で3週間過ごす機会がありました。後輩たちは私が在籍していた時と変わらず勉強・部活動に全力で取り組んでおり「学業プラスワン」を体現していました。若い世代のフレッシュさに刺激をもらい、私自身非常に濃い経験をすることができました。

宇高での3週間の教育実習にて

まとまりのない文章となってしまいましたが、最後までお読みいただき感謝申し上げます。今後も宇高生および宇高OBが活躍することを願っております。