宇高OB探訪記~『Go global』~
『日本のコンクールで優勝したからって、世界では全然通用しないし、海外で仕事なんか取れないわよ。世界を目指しなさいよ。世界を。』
日本のソムリエ協会主催のコンクールで優勝し、名実共にワイン業界では日本を代表するトップランナーとなった1990年代後半、大橋健一先輩(昭和60年卒 Kenichi Ohashi MW)は、当時JALの国際線CAをされていたH女史から激しい叱咤激励を何度も受けたと言います。
「ワインの世界では日本は後進国。日本の評価を変えたい」と一念発起され、マスター・オブ・ワインへの挑戦を決意した大橋先輩。約10年間に渡って毎日、膨大なワインへの知識習得とテイスティング、 そして、様々なブドウの栽培方法や多種多様に渡るワインの醸造手法、更には世界のワイン市場へのリサーチ力、国際問題への自身の意見の確立など、まるでダボス会議のメンバーに求められるような知識・経験を積み重ね、合格を勝ち取ったといいます。
~MW(Master of Wine)は世界最高峰ワイン資格と評され、その合格者数は第1回試験の1953年より現在までの70年間で未だ430名程度(2025年11月時点)がとされています。これまでの合格者には名だたるワインプロフェッショナルが名を連ね、ジャンシス・ロビンソン女史、ジャスパー・モリス氏、故ジェラール・バッセ氏などが挙げられます。
このワイン資格に、国内在住の日本人として史上初めて合格されたのが大橋健一先輩(2015年合格)です。
今回は大橋先輩を囲んで、首都圏研修でもご協力いただいている添田貴之先輩(H5年卒 株式会社添田建築アトリエ代表取締役)、毛塚幹人さん(H21年卒 都市経営アドバイザー・昨年宇都宮市長選に挑戦)、堀口圭さん(H24卒 FRAIM株式会社 代表取締役会長)、保知一也さん(H27卒 Acrosstudio株式会社代表取締役社長)、小職(H10年卒 関口義雄)の6人で集まりました。

世界中のワイナリーをクライアントに持ち、一年の半分を海外での仕事に費やす大橋先輩ですが、
『住民票は絶対宇都宮から移さないんだ。私はね、宇都宮が好きだし栃木、そして日本が好きなんです。だから日本をベースにおいて活動してるんですよ。』とのこと。
昨年、宇都宮市長選に挑戦された毛塚幹人さんと大橋先輩との、宇都宮愛の溢れるトークを皆で聞きながら、本当にあっという間の素晴らしい時間でした。

~Go global from Utsunomiya High School Alumni
世界に出て行くことの素晴らしさ、そして宇都宮を大事にされている愛情、本当に素晴らしいお話を有難うございます。
H10卒 関口義雄(UBS銀行東京支店)