執行部会/理事会

令和8年初頭のご挨拶

暮れも押し迫った12月27日に私(昭和54年卒)と3人の副支部長(昭和54年卒・56年卒・平成元年卒)との宴席がありました。その際に久しぶりに昭和54年卒業時(1979年)の一人も髪が薄い人・まったく無い人が写っていない卒業アルバムを見て思いました。モノは時とともに傷みます。私たちの遺伝子もDNAという物質にすぎませんのでただ生きているだけで傷が積み重なっていきます。この遺伝子の損傷は新陳代謝の代償といえるものです。37兆個といわれる人間の細胞は何回か分裂を繰り返して自然に死んでいきます。死んだ細胞を補うために数百億から数千億の細胞が毎日生まれていると考えられています。人の場合はこの新陳代謝がガンを生み出す温床ですが、我々の同窓会では毎年生まれる新しい卒業生が同窓会に新しい風を注ぎ込む新陳代謝の源です。

昨年11月15日に開催しました東京支部総会・懇親会には150名を超える方のご出席をいただき現役大学生の皆さんの出席は50名を超えました。新しい風、新しい空気を常に吹き込んでそれぞれの年代の皆さんがそれぞれに“行ってよかった”と思える東京支部に少しずつ広げていきたいという思いは変わっておりません。多くの卒業生に来ていただくために東京支部運営にかかわる皆様にはご尽力をいただきましたが、総会・懇親会の当日は気負うこともなくうまく体の力が抜けた会だったのでないでしょうか。

アメリカ大統領の任期が令和11年1月まで続く以上、令和8年の世界もその意向に翻弄されることは間違いありません。そして東アジアでは不安定な安全保障環境が続いており中国の威圧や膨張的行動がいやがうえにも懸念されます。一方で政治や経済・技術の不確実性が絡み合う時代に成長の可能性だけでなく適応力やへこまされた後の回復力が求められる時代です。結果として何事にも完璧を求められ悩みを抱える人が増えることになるでしょう。

正月から配達物が届く便利さがありますが便利さは誰かの犠牲の上に成り立ちます。あまり便利さを求めるとついその人たちの存在を忘れてしまいます。落語の登場人物のように“完璧”とはちょっと違って少々間が抜けているけれど楽しそうに生活してさらにそのような人間の弱さや愚かさを否定することなく、加えて便利さを求めすぎることなく「まあいいんじゃない」くらいの気持ちでいながら一方では時代の先端を行く情報に常に耳を傾ける、これらを両立させてこの1年の宇高同窓会東京支部の運営を心がけていきたい所存です。

今年の総会・懇親会は11月21日土曜日の夕刻、KKRホテル東京(竹橋)にて行います。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

宇高同窓会東京支部 支部長 菅原 忍(昭和54年卒)